11月24日(日)、目黒区田道ふれあい館・田道広場公園を会場に「エコまつり・めぐろ2024」を開催しました。お天気にも恵まれ、およそ2700名の方にご来場いただきました。
今年のテーマは「知ろう!脱炭素 始めよう!自分でできること」です。初参加の7団体を含め、日ごろから環境保全活動を行っている40団体が出展。ボランティアとして目黒区内などの高校生にもご協力いただきました。
「エコまつり・めぐろ2024」では、会場内をくまなく見てもらい環境意識を高めてもらうため、会場内の10か所のブースでクイズに答える「かんきょうクイズラリー」を行いました。来場者はクイズラリーのシートを手に会場を巡ります。
1階はドングリごまやオギのフクロウ作り、東京大学駒場キャンパスの生物の紹介など、「めぐろの自然」のコーナーです。
2階の「体験・学習」コーナーではワークショップが開催され、木の切れ端を使ったおもちゃ作りなどに親子で取り組む姿が見られました。また、学生団体Pamilyによる「尿素で不思議な花を咲かせよう!」では、カラフルなモールに特殊な液を付けると白い花が咲く様子に子どもたちの歓声が上がります。環境意識の高い学生たちがまつりを盛り上げました。
3階は「3Rエリア」と「飲食コーナー」です。古布で作った布ぞうり、バッグやポーチなどのリサイクルやリメイク品などを展示販売し、来場者に資源を使い切ることの大切さをお伝えしました。また、羽毛製品のリサイクルを呼び掛け、羽毛布団やダウンジャケットの回収も行いました。
手作りパンやおにぎり、おこわなどが販売された飲食コーナーでは、映画を上映しました。手塚治虫氏が21世紀の子どもたちに託した「ガラスの地球を救え!」のメッセージをもとに製作されたアニメ2本は、地球温暖化をテーマにしています。
田道広場公園には、日産自動車が最新の電気自動車の展示、中が見えるスケルトンパッカー車への積み込み体験や地震の揺れを体験できる起震車などが並びます。太陽光で動くソーラーカーは大人気で、子どもたちの列が途切れることがありませんでした。
「かんきょうクイズラリー」に答えてシールを集めた来場者は景品交換所を訪れます。シールを5個集めると景品を1個、10個集めると2個の景品と交換します。多くの参加者が 会場をくまなく回り、10か所のブースでクイズに答えていました。
来場者アンケートには「クイズラリーに参加して目黒区のエコについていろいろ知ることができました」「地球温暖化について改めて考える機会になりました」などの感想が寄せられ、今年の「エコまつり・めぐろ2024」のテーマである「知ろう!脱炭素 始めよう!自分でできること」を体感し、考えてもらう機会となりました。